2023年3月25日(土)阪神4R障害OP予想

中山競馬場障害コース 競馬

印付き出馬表

◎オメガエリタージュ

本命はオメガエリタージュ。ノヴェリスト産駒は阪神OPでの成績がノーザンクリスのもののみと参考にはできないが、(0-0-1-1)複勝率50%。OPのみに限らず阪神全体での成績に広げると(1-2-2-4)複勝率55.6%と非常に相性の良いコースとなっている。

この馬は2走前の未勝利戦が好走馬を多数輩出しているハイレベル戦でそこで上り最速の脚を使って4馬身差の完勝。続く前走は昇級戦ながら立ち回りの上手さを活かした競馬で上り最速の脚を使って0.1秒差の2着と好走。レースを重ねるごとに内容は良化してきており、安定感でいえば今回メンバー最上位クラスとみている。

今回初の阪神コースがどうかではあるが、中山と小倉のレース内容からスタミナは十分、襷も直線ダートも固定障害もこなせており、また、中間には阪神コースで障害練習を行うなど、問題は特にないとみる。唯一の不安点は当日輸送くらいで大きく状態を落としていなければ、馬券内は固いとみている。

〇マイネルグロン

対抗はマイネルグロン。ゴールドシップ産駒はサンプル数は少ないものの、2頭が未勝利とOPに出走して(0-0-0-2)と血統面では強調できる面はないものの、能力と実績面ではOP特別で好走するなど最上位のものを持っている。

この馬が崩れたのは初障害と昇級初戦の新潟JSの2戦のみと安定感抜群。そして、出走したすべてのレースが異なる騎手と着差や着順以上に評価できるとみている。今回は試験の時と未勝利勝ちを収めた時の鞍上である五十嵐騎手に戻る形。追切にも跨っており、コンタクトも取れていることからこの乗り替わりはプラスとみている。

今回あまり成績が出ていない休み明けとなるが、能力はある程度抜けている印象があるので、これで人気が落ちるならむしろありがたい。

▲ウインガヴァナー

3番手にはウインガヴァナー。ルーラーシップ産駒は阪神のOPでの成績が(1-1-3-4)複勝率55.6%と非常に相性の良いコースとなっている。前走は昇級初戦で好メンバーが揃った春麗JSであったが、水豪でトモを落とすまでは好位でレースを運べており、休み明けなども考慮すればそれほど悪くはない内容であった。

今回、過去成績から能力を上げる叩き2戦目に熊沢騎手とのコンビ2戦目の慣れなどと上積みが十分見込める。想定人気からあまり人気もしないと思うので、積極的に狙っていきたい。

☆アレデラヴァン

穴にはアレデラヴァン。ゼンノロブロイ産駒は阪神OPは2頭とサンプル数は少ないものの、阪神コース全体の成績で見れば(2-1-1-7)複勝率36.4%と悪くない成績。また、この馬自身も阪神は阪神SJ勝ち馬のジェミニキングを負かして未勝利勝ちを収めた舞台と相性の良いコースとなっている。

昇級初戦となった前走は8着と敗れはしたが、上り3位の脚を使って0.5秒差なら着差以上に評価できる。今回、最内枠で積極的な競馬でロスなく立ち回れれば1発も。

ただ、中間追い切られていない期間があるため、当日の状態には注視したい。状態次第では馬券から外すことも。

△ゴールドフレーム、タガノペルマネンテ

抑えにはゴールドフレームとタガノペルマネンテ。

ゴールドフレーム:ゴールドフレームの前走入障初戦ながら急遽の乗り替わりながら、ハイレベル戦を綺麗な飛越で上り最速の脚を使って3馬身差をつけて1着と好走。前走の内容からOPでもやれるものは持っていた。今回、上野騎手に乗り替わりとなるが、試験時は上野騎手で受けており、初のコンタクトとかではない点は良い。

上野騎手の阪神成績は2016年以降(2-0-1-44)複勝率6.4%と壊滅的ではあるものの、そのほとんどが人気のない馬達。5番人気以内に絞れば(2-0-1-5)複勝率37.5%と結果を残しており、さらに3番人気以内に絞れば(1-0-1-2)複勝率50%と人気馬に乗ればしっかり結果を出す印象。しかし、馬券外に沈んだレースは5番人気だったシゲルシマダイ以外はすべて競争中止であった。この成績から抑えはするが、相手まで。

タガノペルマネンテ:タガノペルマネンテは昇級後結果は出ていないものの、戦ってきた相手は強かった。また、この馬は逃げて良さを出すタイプであるが、近2戦とも同型で上位互換のロードアクアがいた点は非常に痛かった。今回は近2走より、メンバー的に逃げることが叶いそう。また、大外枠ということから出負けしたとしても挽回できそうな点は良い。逃げた際が怖いため、相手には抑えておきたい。

見送る馬

今回見送る馬はポルタフォリオ。ハーツクライ産駒は阪神コース全体での成績は2016年以降(5-4-4-35)複勝率27.1%と悪く無いが、OPに限ると(0-1-0-11)複勝率8.3%と一気に成績を落とし非常に相性の悪いコースとなっている。また、この馬は今年のタフな小倉開催を2戦しており、疲労の面も気になるところ。

未勝利勝ちを阪神コースでしており、能力的にもここで十分通用するものを持っているが、ここは上記の2点の不安材料からリスクを取って馬券的には嫌いたい。

馬券

馬券はオッズがつくようであれば、ボックスやフォーメーションで手広く、つかないようであれば◎からの馬連流しで勝負したいと思います。

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