↑こちらの京都開催過去5年分の好走データをまとめています。予想の参考になれば幸いです。
今回の予想は基本的にはこちらの好走データに該当し、消去データに非該当であった4頭を中心にしました。
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◎テリオスルイ
〇ザメイダン
▲ダイシンクローバー
☆リアム
△セデックカズマ
◎テリオスルイ
本命はテリオスルイ。この馬は好走データ記事でまとめた、同年の三木ホースランドJS勝ち馬で好走率100%データ該当。
その前走はメンバーレベルは高いとは言えないものの、ザメイダンの後ろの好位で綺麗な飛越でレースを運び、ザメイダンの飛越ミスしたタイミングで先頭に立ち、そのまま上り最速の脚を使って押し切り、2着馬に7馬身差をつける強い競馬で完勝といえる内容であった。
京都HJは豊富なスタミナを有しており、好位でレースを運べる馬が好走している印象で、その特徴をこの馬は満たしている。
過去3戦は特にその特徴を表すようなレースを運べており、3走前はロードアクアに唯一食らいつき、3着馬に7馬身差をつける0.3秒差の2着と好走。2走前は後のJG13着馬、阪神SJ勝ち馬とスタミナ豊富馬たち相手に好位でレースを運び、0.7秒差の5着と今回のメンバーではダイシンクローバーに次ぐ能力の高さを示している。
初の京都コースとなるが、1週間前には京都コースでスクーリングを行っており、三段跳びを上手とのことで心配はなさそう。
疲労、レース適性からこの馬をダイシンクローバーよりも上に取り、この馬から勝負したい。
〇ザメイダン
対抗はザメイダン。この馬は京都HJと相性の良い三木ホースランドJS好走馬で、その時のレースは62kgで出走し、綺麗で大きな飛越で逃げてレースを運び、飛越ミスの際に勝ち馬に交わさて7馬身差をつけられたものの、3着馬以下はしっかり抑えて2着と好走。62kgを背負っての内容なら評価できる。
レース後のコメントから次走は叩いた上積みが見込めるとのこと。今回はテリオスルイと2kg差あった斤量はなくなり、叩いた上積みが見込める今回は逆転があっても。
この馬の母父はクロフネと過去京都開催5年の好走馬15頭中、4頭はクロフネ持ちと血統的評価もできる。前日にはスクーリングも行うとのことで、臨戦過程も評価でき、落ちついてレースに向かえれば、枠も有利な1枠を活かして前走同様に逃げてロスなくレースを運べれば、前有利のレース、トラックバイアスから勝ち負けまであっても。
▲ダイシンクローバー
3番手にはダイシンクローバー。今年の中山GJ3着馬でOP特別でも1着と好走実績などもあり、能力だけなら今回のメンバー最上位のものを持っている当馬。
普通に能力を出しければこの馬が間違いなく好走すると思うが、今回は不安材料がいくつかある。
1つ目は不利な8枠。これは名手森騎手ならこなしてもおかしくない。
2つ目は連戦の疲れ。これが1番心配です。去年の東京HJから好メンバーが揃っているレースにコンスタントに出走してきており、その中でも直近2レースはただでさえスタミナが問われるタフなレースをよりタフな重馬場で走ってきており、前走以上の出来はできず、連戦のタフレースの疲労がどうかといったところ。
コース適性からも上位2頭の方が上とみている。しかし、1週間前には京都コースでスクーリングも行っており、やれることはやっている印象で能力面からこれ以上評価を下げることはできないため、この評価に。
☆リアム
穴にはリアム。上の過去好走データ記事の消去データに該当している当馬。しかし、その消去データを崩すとするならば、前走未勝利の馬であると考えている。
過去京都開催5年分で前走未勝利で好走した馬は2頭おり、そのどちらも中山コースであった。仮説ではあるが、これは中山未勝利が未勝利コース全場でスタミナが最も問われるコースであることから、京都HJもこなせるだけの潜在的なスタミナを有していることであると考えている。つまり、今までのレースで豊富なスタミナを有していることを証明している前走未勝利馬はチャンスがあるとみている。
そこで、評価したいのがリアム。前走でやっと未勝利卒業してきており、今まで戦ってきた相手はOPでも好走している馬などもおり、能力の高さも示してきた。特に評価しているのが、スパーフェイバー戦と前走。どちらもスタミナの問われる展開でそこでスパーフェイバー戦は上り最速の脚を使って0.3秒差の2着、前走は上り最速の脚を使って、メリディアンローグにクビ差で勝つなど豊富なスタミナ面も示した。上位3頭は手ごわいとは思うが、1発あるなら、この馬だろう。
△セデックカズマ
抑えにはセデックカズマ。上の過去好走データ記事の好走データに該当している当馬。前走は3角から捲る競馬で1着と好走。過去の実績から豊富なスタミナを有しており、ここでも十分勝負になるものは持っている。
しかし、好走データ該当馬の中でどうしてもズブいところがあり、道中の位置取りが後ろになってしまうところがレースの質やトラックバイアスからどこでポジションを上げるかが難しい面があるとみており、不利な大外枠ということからこの評価に。
馬券
馬券は上位2頭を中心に馬連流しで勝負したい。
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