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◎イベリア
本命はイベリア。ディープインパクト産駒は阪神未勝利での成績が2016年以降(3-3-2-14)と複勝率36.4%と相性の良いコースとなっている。また、今回は3番人気以内が濃厚となっているが、3番人気以内に限れば(2-2-1-4)と複勝率55.6%、また、馬券外に飛んだ4回のうち3回は西谷誠騎手、残り1回は熊沢騎手で惜しい4着とほぼ複勝率100%データとなっている。この馬は入障してから2戦とも上がり2位以内の脚を使って2着と好走するなど未勝利上位レベルの能力を示している。また、前走はディープインパクト産駒の苦手としている福島コースで早い流れの中を上がり最速の脚を使って0.4秒差の2着。血統成績からこの阪神変わりはプラス。今回、固定障害と直線ダート変わりがどうかだが、過去のレースから跨ぐ感じではなくしっかりと飛越しているため、固定障害はこなせると考えている。また、平地時代の勝ち星はダート戦による物でそこでも早い上がりを使えていたなど、むしろ直線ダート変わりはプラスと考えている。血統データ、前走からの条件良化、北沢騎手-橋田厩舎の成績の良さに加えて、レースのメンバーレベルの低さからここは勝ち負け濃厚と見ている。去年と同じように北沢騎手1着で終わると見ている。
○リーブルミノル
対抗はリーブルミノル。キングカメハメハ産駒は阪神未勝利コースの成績が2016年以降(4-3-2-23)と複勝率28.1%と悪くない成績。ここ2走は掲示板止まりであるが、上がり最速と3位の脚を使えており内容的には徐々に良化はしている。飛越はまだまだ良化の余地を残しており、ポジションを上げられることができていない点が課題であるが、教育力のある森騎手の4戦目ならそれなりに改善してくると考えており、頭数が減りペースも落ち着きそうな今回は後方すぎずポジションでレース運びができればここでも好走が期待できる。しかし、過去のパフォーマンスからイベリアへの逆転が厳しいと見ている。
☆ハイチーズ
穴にはハイチーズ。前走は入障初戦ながら折り合いを欠きながらのレース運びで上がり3位の脚を使って4着。1.2着馬には大きく離されはしたが、あのレース内容でリアムよりも早い上がりを使って0.3秒差なら一定の評価はできる。序盤は飛越にバラツキが見られたが、後半はそれなりにやれていた。時計的に血統的に強くは推せないが、平地時代にはダート馬で直線ダート変わりはプラスと見ている。一変があってイベリアを脅かす存在はこの馬だろう。飛越と折り合いの改善は必須。
見送る人気馬
見送る人気馬はミヤジコクオウ。平地力があって小牧騎手に試験時計が98.9秒と人気になりそうではあるが、試験時計の5→4Fの時計が15.5秒と15秒を切っておらず、また、4Fの時計も50.2秒と50秒を切っていない点は初戦からでは勝負になる時計ではないと考えている。また、ヴィクトワールピサ産駒は阪神未勝利の成績が2016年以降(0-0-0-8)と複勝率0%と非常に相性の悪いコースとなっている。以上の点からメンバーレベルが低いにしても初戦からいきなりの好走は厳しいと見て嫌いたい。
馬券
馬券はイベリアから馬単、馬連流しでイベリアの単勝オッズがつくようであれば単勝も買って勝負したいと思います!
2022年最後のレースなので気持ち良く当てて年を越せたらなと思います!!
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