この過去分析データを使って予想していきたいと思います。
この分析データより、1番好走データに当てはまった馬は3頭いまして、それはニューツーリズム、テーオーソクラテス、キャプテンペリーでした。この3頭には特に注目したいと思います。
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◎キャプテンペリー
本命はキャプテンペリー。過去分析データの好走データからメンバー最多タイの血統成績以外の4つが当てまった当馬。
血統成績だが、クロフネ産駒は小倉3390mの成績が(0-3-0-4)と複勝率42.9%と非常に相性の良いコースとなっており、この馬自身も前走牛若丸ジャンプステークスで2着と好走実績があり、コース適性はあり、血統的にも評価できる。
その牛若丸JSは前目でレースを運ばなきゃ好走が難しかったレースで、そんな中、この馬は後方からレースを運んで、最終障害で完歩が合わなかったものの、上り最速の脚を使って0.2秒差の2着と好走。トラックバイアスなどを加味すると着差以上に強い内容であった。
今回は牛若丸JSよりも馬場がタフ寄りになり、この馬に合いそうな馬場でレースができる点もプラス。
今回は小倉に滞在して、草野騎手を背にしっかりと追い切られており、前走からの上積みにも期待できる。
前走からの好転材料が多く、能力もメンバー上位の今回はテーオーソクラテスとの逆転も可能とみてこの馬から勝負したい。
〇テーオーソクラテス
対抗はテーオーソクラテス。この馬もキャプテンペリーと同じく、過去好走データから血統評価以外の最多タイの4つが当てはまった。
エイシンフラッシュ産駒は小倉3390mの成績が(1-0-0-3)と複勝率25%と特別よくはないものの、その1勝はこの馬の前走のものであり、コース適性はあるとみている。また、エイシンフラッシュ産駒は比較的荒れた馬場も苦にしない点もプラス。
その前走はこの馬のストロングポイントである立ち回りの上手さを活かしたレースで上り2位の脚を使って1着と好走。これでOP2連勝と充実期に入ったとみている。過去の成績からも襷巧者であり、引き続きこのコースでやれる点はプラス。
追切には小坂騎手が付きっ切りで跨っており、勝負気配も伝わってくる。ここを勝てば春の大一番もより楽しみになる。今の小倉の馬場適性と小倉に滞在しているかという点でキャプテンペリーを上に取ったが、この馬と同等に評価している。
▲マサハヤドリーム
3番手にはマサハヤドリーム。過去好走データからは枠と血統以外の3つが当てはまった当馬。
この馬は何と言いても小倉巧者であり、5回走って(0-3-1-1)と複勝率80%と非常に相性の良いコースとなっている。しかし、唯一の馬券外は昨年のこのレース。敗因としては距離を上げていた。その点から本来はタフよりかはスピードが活きる馬場の方が適性は高いとみており、その辺がどうか。しかし、近走の走りから今なら距離不安は少なくとも去年よりはないとみており、距離と荒れた今の馬場がこなせるなら当然有力の1頭。
陣営コメントからもこのレースに向けて調整されているとのことで、メンバーレベルも昨年の方が高いとみているので、これ以上は評価を落とすことはできない。
☆ニューツーリズム
穴にはニューツーリズム。過去好走データからはその他のスタミナコース実績以外のメンバー最多タイの4つが当てはまった当馬。ドリームジャーニー産駒は小倉3390mの成績は昨年のこのレースのエコロドリームの3着のみとサンプル数は少ないものの、全くダメということはなさそう。
この馬自身は小倉コースではまだ好走は出来ていないものの、前走はゲート出遅れてチグハグな競馬で、前有利の馬場を上がり最速の脚を使って5着と好走。これは着差以上評価できる内容だった。
今回は中間にゲート練習を消化しており、課題に対する働きかけをしている点は評価できる。
今回は小野寺騎手よりもスタート上手な伴騎手に乗り替わりで積極的な競馬でスタートスムーズなら1発が期待できる。
△スマッシャー
抑えにはスマッシャー。前走は余力の残した競馬でメンバーレベルは高くないものの評価できる内容であった。
飛越は初戦から良化しており、小倉2戦目の慣れによる上積みがあればさらに前進があっても。
前走未勝利勝ちはグランドレグルスの2着のみだが、ポテンシャルだけならグランドレグルスと同じくらいと見ている。スタミナが活きる今の馬場もこの馬にとっては良さそう。
見送る馬
今回、見送る馬はスズカフロンティア。小倉実績がある当馬だが、休み明けの成績が悪く、どちらかと言えばスピードの活かせる馬場の方が良さそうな点から今回は嫌いたい。
馬券
馬券は◎○を中心とした馬連で勝負したい
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