春の障害レースの大一番である中山GJ。
勢いそのままにマイネルグロンか!
それとも昨年の覇者のイロゴトシの逆襲か!
今からレースが楽しみですね!!
この記事では中山GJの過去5年のデータ分析をしました。
予想の参考になれば幸いです。
枠順成績
1枠:(0-1-0-4) 勝率0% 連対率20% 複勝率20%
2枠:(1-1-1-2) 勝率20% 連対率40% 複勝率60%
3枠:(0-1-1-3) 勝率0% 連対率20% 複勝率40%
4枠:(0-0-1-4) 勝率0% 連対率0% 複勝率20%
5枠:(1-0-1-3) 勝率20% 連対率20% 複勝率40%
6枠:(2-0-0-5) 勝率28.6% 連対率28.6% 複勝率28.6%
7枠:(1-0-1-6) 勝率12.5% 連対率12.5% 複勝率25%
8枠:(0-2-0-7) 勝率0% 連対率22.2% 複勝率22.2%
枠順成績からは大きな傾向の偏りはないものの、2.3.5枠の成績が特に優秀でした。
人気別成績
1番人気:(4-0-0-1) 勝率80% 連対率80% 複勝率80%
2番人気:(0-1-0-4) 勝率0% 連対率20% 複勝率20%
3番人気:(0-2-1-2) 勝率0% 連対率40% 複勝率60%
4番人気:(0-0-2-3) 勝率0% 連対率0% 複勝率40%
5番人気:(0-1-2-2) 勝率0% 連対率20% 複勝率60%
6~9番人気:(1-1-0-17) 勝率5.3% 連対率10.5% 複勝率10.5%
10番人気以降:(0-0-0-5) 勝率0% 連対率0% 複勝率0%
基本的には5番人気以内の成績が優秀。
6番人気以降で馬券に絡んだ馬は2頭で2頭の共通点は前走馬券内かつ中山OP特別以上での好走実績馬でした。
前走着順成績
前走1着:(3-2-1-5) 勝率27.3% 連対率45.5% 複勝率54.5%
前走2着:(0-1-1-6) 勝率0% 連対率12.5% 複勝率25%
前走3着:(2-1-1-4) 勝率25% 連対率37.5% 複勝率50%
前走4着:(0-1-1-4) 勝率0% 連対率16.7% 複勝率33.3%
前走5着:(0-0-0-3) 勝率0% 連対率0% 複勝率0%
前走6~9着:(0-0-1-11) 勝率0% 連対率0% 複勝率8.3%
前走着順成績からは基本的に前走掲示板内の馬の成績が優秀。
唯一の6着以降馬で馬券に絡んだ馬は昨年の大障害好走馬でJG1実績馬でした。
好走データ
同年阪神SJ勝ち馬🙁3-0-0-0) 勝率100% 連対率100% 複勝率100%
該当馬:マイネルグロン
前年の中山大障害好走馬🙁2-3-3-4) 勝率16.7% 連対率41.7% 複勝率66.7%
該当馬:マイネルグロン、ニシノデイジー、エコロデュエル
過去5年好走馬のうちJG1好走実績馬:10/15
該当馬:マイネルグロン、ニシノデイジー、エコロデュエル、イロゴトシ、ダイシンクローバー
過去5年好走馬のうち中山OP特別以上好走馬:15/15
該当馬: イロゴトシ、エコロデュエル、ダイシンクローバー、ニシノデイジー、ビレッジイーグル、マイネルグロン、ワンダークローバー
消去データ
JG1実績のない前走6着以降馬🙁0-0-0-11) 勝率0% 連対率0% 複勝率0%
該当馬:ギガバッケン、タマモワカムシャ、ポルタフォリオ、ワンダークローバー
中山OP特別以上のレースで好走実績なし🙁0-0-0-15) 勝率0% 連対率0% 複勝率0%
該当馬:ギガバッケン、ジューンベロシティ、タワモワカムシャ、フロールシュタット、ポルタフォリオ
勝ち馬傾向
過去5年の勝ち馬傾向は以下の通りです。
・当日6番以内
・当日馬体重470kg以上
・父サンデーサイレンス系
・前走から継続騎乗
・前走3着以内
・中山OP特別以上好走
・未勝利勝ちが固定障害コース
想定該当馬:マイネルグロン
今年の勝ち馬傾向該当馬は抜けた1番人気が想定されるマイネルグロンのみという結果になりました。
これは逆らえないか?
初コンビ出走データ 過去10年
ここでは初コンビで中山GJを出走して好走したデータを記します。
私もですが、草野騎手負傷により小野寺騎手と初コンビで出走するエコロデュエルの取捨選択に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
一つの参考データになれば幸いです。
過去10年で初コンビで中山GJに出走して好走した馬は2頭いまして、その2頭が
・18年の二ホンピロバロン
・14年のコスモソユーズ
この2頭を分析しますと、
二ホンピロバロン:61,62kgでの好走実績、JG1実績なし、OP以上実績は中山京都阪神中京コース
コスモソユーズ:62kgでの好走実績、JG1実績あり、OP以上実績は中山京都東京中京
共通点は
①62kg以上での好走実績
②中山京都中京コースのOP以上のレースで好走実績
③中山OP特別以上好走実績
の3項目でした。
①は斤量負けしない下地があるか
②は大障害コースをこなせるだけのスタミナを有しているか
③は中山のバンケット含むコース適性を有しているか
を図ることができるのではないかとみています。
それでは小野寺騎手と初コンビを組むエコロデュエルに該当するか見ていきましょう。
①⇐昨年の中山大障害で63kgを背負い3着と該当。
②⇐中山大障害3着、京都JS1着、中京OP1着と該当。
③⇐中山大障害3着と該当。
上記好走データにすべて該当とデータ上エコロデュエルは初コンビで好走できると判断できます。
初コンビ好走データに該当し、テン乗り成績が非常に優秀な小野寺騎手に乗り替わりなら大きな心配はいらないか。
また、ジューンベロシティも森騎手との初コンビでの出走となるが、ジューンベロシティは3つの好走条件すべてに該当しないといった結果になりました。
いくら名手とはいえデータ上からは厳しいか。
前年中山大障害好走馬分析
ここでは前年の中山大障害好走馬の中山GJ成績をまとめました。
今年の該当馬はマイネルグロン、ニシノデイジー、エコロデュエルの3頭です。
過去5年で前年の中山大障害を好走して中山GJに出走した馬は12頭。
その成績は(2-3-3-4) 勝率16.7% 連対率41.7% 複勝率66.7%と悪くないです。
しかし、凡走した馬は4頭いた(内1頭は落馬競争中止)ことも事実です。
落馬競走中止したシングンマイネルを除いた11頭にあるデータを追加すると好走馬と凡走した馬に分けることができます。
そのデータとは未勝利戦で左回りコースでのみの好走実績か否かです。
未勝利戦で左回りコースのみ好走実績馬🙁0-0-0-3) 勝率0% 連対率0% 複勝率0%
該当馬:ニシノデイジー
未勝利戦で右回りコース好走実績馬🙁2-3-3-0) 勝率25% 連対率62.5% 複勝率100%
該当馬:マイネルグロン、エコロデュエル
以上データからはマイネルグロン、エコロデュエルは買い
ニシノデイジーは割引きといった結果となりました。
近走の勢い大事!!
ここでは中山GJに向けて勢いがどれほど大事かをまとめたいと思います。
過去5年の好走馬15頭中、近3戦(障害レースのみ)すべて掲示板内だった馬は14頭いました。
例外馬は2020年3着のブライトクォーツでした。
そのブライトクォーツは+22kgの太め残りで最終障害で躓くアクシデントがあってのものなのである程度度外視できる。
それでは今回のメンバーで近3戦(障害レースのみ)すべて掲示板以内であった馬はエコロデュエル、ジューンベロシティ、ビレッジイーグル、マイネルグロンの計4頭でした。
このデータ上では人気が予想されるイロゴトシ、ニシノデイジーが非該当といった結果になりました。
出走メンバー中阪神SJ最速馬の成績
ここでは前走阪神SJで中山GJ出走メンバー中、1番速い上りを使った馬の成績についてまとめたいと思います。
・2019年オジュウオジュウチョウサン:阪神SJ上り最速⇒中山GJ1着
・2020年オジュウチョウサン:阪神SJ上り最速⇒中山GJ1着
・2021年メイショウダッサイ:阪神SJ上り最速⇒中山GJ1着
・2022年オジュウチョウサン:阪神SJ上り2位⇒中山GJ1着
・2023年ニシノデイジー:阪神SJ上り4位⇒中山GJ9着
好走した馬と凡走した馬を分けるデータは以下の通りです。
①父サンデーサイレンス系:(4-0-0-0) 勝率100% 連対率100% 複勝率100%
②阪神SJ上り2位以内の脚を使った馬:(4-0-0-0) 勝率100% 連対率100% 複勝率100%
が好走馬と凡走馬を分けるデータです。
それでは今回のメンバーを見てみましょう。
2024年の阪神SJ上り最速馬はエコロデュエル。
エコロデュエルは①、②のデータに該当しているか確認しますと、
①⇐父ブラックタイドとサンデーサイレンス系 該当。
②⇐阪神SJ上り最速 該当
と好走データ①、②の両方に該当。
以上のデータからエコロデュエルは買いといった結果になりました。
まとめ
以上データをまとめますと、枠は2.3.5枠、5番人気以内、前走5着以内で中山OP特別以上好走馬、JG1好走馬の成績が良いと結果になりました。
現段階の注目馬はマイネルグロンです!!
こちらに中山GJの予想を記載しています。
予想の参考になれば幸いです。
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